現役日本語教師の日本語豆知識

外国人登録者数、過去最高を更新!

公開日:2016.10.12 更新日:2023.04.26

先月末、法務省から最新の外国人登録者数が発表されました。

それによると、平成28年6月末現在、日本に住む外国人は、
230万7千388人となり、過去最高を更新しました。

この数、実は、平成27年末と比べて、約7万5千人も増えているのです。
凄いですね!たった半年で、7万人以上も増えているのです!!
このままいくと、年間の増加数も、昨年の+11万人を超えそうですね。

更に、ある特定の都市で増えたのではなく、全国47都道府県すべてで増加
しているのです。

そして、今、日本に住んでいる外国人の皆さんは、どの国から来たのか?
ですが、驚くことなかれ、なんと!
世界194か国から日本に来たんです!!!!
(ちなみに、世界の国の数は195か国です)

これだけの色々な国の人が日本に集まり、生活している。
当然、彼らは「日本語」が必要になります。

「日本語教育」とか、「国際交流」、「異文化理解」は、自分とは関係ない話
ではなく、手を伸ばせば、すぐそこにある話になっているのではないでしょ
うか。

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この記事の監修者

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松田 良子 Ryoko Matsuda

ルネサンス日本語学院 日本語教師養成講座講師

《資格》日本語教師養成課程修了・日本語教育能力検定試験合格

《経歴》日本語教師養成講座を修了後、約30年に渡り、大使館、留学生、インターナショナルスクール、企業などで日本語教育に従事。また、(社)国際日本語普及協会の「地域日本語教育コーディネーター研修」修了後は、地域の日本語教育、ボランティア支援や教育委員会日本語研修プログラム、NHK文化センター、一部上場企業などへの日本語教育コーディネイトや日本語教師養成に携わり、日本語教育総合支援など多方面で活躍中。

《専門分野》就労者・生活者・年少者に対する日本語教育。

《監修者からのコメント》

日本語教師の勉強は、「知識」だけでも、「技術」だけでもだめです。 両方揃って初めて「学習者」という同乗者が安心して授業を受けられます。単なる知識の講座ではなく、皆さんより少し先を歩く私たち現役日本語教師が考え、悩み、苦労してたどり着いた答えを多く取り入れた「現場目線」を意識しています。
私自身、国語教師を目指し、日本語の文法にも自信があったにもかかわらず、「こんにちは。」の使い方を外国人に教えられなかった…というショックから、「日本語」に興味を持ち、日本語教師になりました。日本語教育業界は、わかりやすそうでわかりにくいですから、この業界の専門知識のある人に相談することがおすすめです。ぜひお気軽にお問い合わせください。