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どうして、日本ではクリスマスに・・・

いよいよ2015年も残り1ヶ月となりました。
この時期は、忘年会やら、クリスマスやら、新年の準備やらで、忙しくなり
ますね。

そして、この時期に毎年外国人から出る質問があります。

それは、
「どうして、日本ではクリスマスにフライドチキンを食べるの?
「どうして、日本ではクリスマスに苺のケーキを食べるの?
という質問です。

日本人にとっては当たり前のクリスマスの光景が、外国人にとっては「???」
のようなのです。

確かに、子供の頃に読んだ絵本などでは、テーブルの上にあるのは
フライドチキンではなく、七面鳥ですよね・・。
「なぜ、チキンか?」というのは、欧米の学習者だけでなく、他の地域の
学習者も「?」
なのだそうです。
う~ん。日本では七面鳥はあまり馴染みのない鳥ですから・・。

そして、更に「?????」なのが、「苺のケーキを食べる」こと。
この話をすると、どの国の学習者も目が点「(・ ・)」(まさにこんな表情
です)になり、一瞬「・・・・」と沈黙します。
フライドチキンを食べることよりも、不思議なことのようです。
ちなみに、「じゃあ、みんなの国では何のケーキを食べるの?」と聞くと、
一番多いのが「ケーキは食べない」という答えです。


クリスマスのプレゼントについても、面白いことがあります。

外国では、「良い子にはプレゼントをあげ、悪い子には何もあげない」
というのが主流
だそうで、悪いことばかりしていると、本当にもらえないそう
です。
日本でも、親は「いい子にしていないと、サンタクロースは来ませんよ」
みたいなことを言いますが、結局は良い子も、悪い子ももらっているように
思うのですが、どうなんでしょうか。

ちなみに、ヨーロッパでは、悪い子には石がプレゼントされる国も多いそう
です。
朝起きて、重い箱(靴下?)をあけて、石炭が入っていたら、子供はショック
でしょうね。

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