現役日本語教師の日本語豆知識
日本語教師ってどんな仕事?第5回 日本語教師に興味を持った理由は?
公開日:2015.05.18 更新日:2023.04.26
監修者情報
ルネサンス日本語学院 日本語教師養成講座講師
「日本語教師ってどんな仕事?」がテーマの月曜日のブログ。
第5回の今日は、「日本語教師に興味を持った理由は?」です。
以前、「外国人が日本語を勉強する理由は様々」とブログで紹介しましたが、
実は、教える側の私たちが「日本語教師に興味を持った理由」も様々です。
例えば、
「外国、外国人と関係のある仕事がしてみたかった」
(これ、とって多いです!)
「海外で働いてみたかった」(これも多いです)
「海外ドラマを見るのが好きで、外国人と接してみたかった」
「子供の頃、先生という仕事に憧れていた」
『「生きがい」や「やりがい」を感じる何かをしたかった』
などなど・・・人それぞれです。
ちなみに、私は「海外旅行が大好きだから、海外に行けるような
かっこいい仕事がしてみたい!」がはじめの一歩でした
(ミーハーな理由です☆)。
理由は本当に人それぞれですが、共通しているのは、
自分の「~してみたい!」を叶える手段として「日本語教師」があった
ということ。
そして、その「~してみたい!」が叶えられたから、
今も「日本語教師」を続けているということ。
日本語教師や日本語ボランティアに興味があるという皆さん。
次は、皆さんの「~してみたい!」が「日本語教師」という方法で
叶えられるかもしれませんね。
この記事の監修者
ルネサンス日本語学院 日本語教師養成講座講師
《資格》日本語教師養成課程修了・日本語教育能力検定試験合格
《経歴》日本語教師養成講座を修了後、約30年に渡り、大使館、留学生、インターナショナルスクール、企業などで日本語教育に従事。また、(社)国際日本語普及協会の「地域日本語教育コーディネーター研修」修了後は、地域の日本語教育、ボランティア支援や教育委員会日本語研修プログラム、NHK文化センター、一部上場企業などへの日本語教育コーディネイトや日本語教師養成に携わり、日本語教育総合支援など多方面で活躍中。
《専門分野》就労者・生活者・年少者に対する日本語教育。
《監修者からのコメント》
日本語教師の勉強は、「知識」だけでも、「技術」だけでもだめです。 両方揃って初めて「学習者」という同乗者が安心して授業を受けられます。単なる知識の講座ではなく、皆さんより少し先を歩く私たち現役日本語教師が考え、悩み、苦労してたどり着いた答えを多く取り入れた「現場目線」を意識しています。
私自身、国語教師を目指し、日本語の文法にも自信があったにもかかわらず、「こんにちは。」の使い方を外国人に教えられなかった…というショックから、「日本語」に興味を持ち、日本語教師になりました。日本語教育業界は、わかりやすそうでわかりにくいですから、この業界の専門知識のある人に相談することがおすすめです。ぜひお気軽にお問い合わせください。