現役日本語教師の日本語豆知識

世界で2番目に競技人口が多いスポーツは?

公開日:2016.08.17 更新日:2023.04.26

オリンピック、盛り上がっていますね。
日本語を勉強する外国人たちは、日本と同じように盛り上がっている国の人たち
もいれば、「オリンピック?ふ~ん・・」とあまり関心のない国の人もいます。

その中で、「どうして??」と疑問を投げかけているのが、
インド人のシャマンタさん。
「なぜ、オリンピックにはクリケットがないのか!」と怒り気味です。

シャマンタさんの国のインドでは「クリケット」が人気No1のスポーツ。
インドの男の子の夢は「プロのクリケット選手」なのだそうです。

私はクリケットについて、よく知らないのですが、シャマンタさんに
言わせれば、
「クリケットは世界で2番目に競技人口が多いスポーツ」で、
ワールドカップも行われている」のだそうです。
(ちなみに、1番はサッカーだそうです)

そのクリケットがなぜオリンピックの種目に入っていないのかが納得できない
のだそうで・・・。

でも、シャマンタさんの話をよくよく聞いていると、ワールドカップといっても
10か国で競う大会のようですし、競技人口が多いのは、インドの人口が多い
からではないかしら・・・
という気もします・・・。

シャマンタさん。
いつかクリケットがオリンピック種目になるといいですね。

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この記事の監修者

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松田 良子 Ryoko Matsuda

ルネサンス日本語学院 日本語教師養成講座講師

《資格》日本語教師養成課程修了・日本語教育能力検定試験合格

《経歴》日本語教師養成講座を修了後、約30年に渡り、大使館、留学生、インターナショナルスクール、企業などで日本語教育に従事。また、(社)国際日本語普及協会の「地域日本語教育コーディネーター研修」修了後は、地域の日本語教育、ボランティア支援や教育委員会日本語研修プログラム、NHK文化センター、一部上場企業などへの日本語教育コーディネイトや日本語教師養成に携わり、日本語教育総合支援など多方面で活躍中。

《専門分野》就労者・生活者・年少者に対する日本語教育。

《監修者からのコメント》

日本語教師の勉強は、「知識」だけでも、「技術」だけでもだめです。 両方揃って初めて「学習者」という同乗者が安心して授業を受けられます。単なる知識の講座ではなく、皆さんより少し先を歩く私たち現役日本語教師が考え、悩み、苦労してたどり着いた答えを多く取り入れた「現場目線」を意識しています。
私自身、国語教師を目指し、日本語の文法にも自信があったにもかかわらず、「こんにちは。」の使い方を外国人に教えられなかった…というショックから、「日本語」に興味を持ち、日本語教師になりました。日本語教育業界は、わかりやすそうでわかりにくいですから、この業界の専門知識のある人に相談することがおすすめです。ぜひお気軽にお問い合わせください。