現役日本語教師の日本語豆知識

日本の床屋は怖いです。

公開日:2016.04.27 更新日:2023.04.26

日本の床屋に初めて行ったロシア人のアレクセイさん。
衝撃的な体験だったようで、
「先生!!!日本の床屋は怖かったです!!!」と
興奮気味に話してきました。

「先生!日本の床屋では、髪を切った後、髭を剃ります!!
私はナイフを見たとき、何をするんだ~!!!!と怖かったです。
更に、鼻毛も切って、耳の毛も剃りました!!!
私は殺されるかと思いました!!本当に怖かったです!!」

ハハハハ・・・。
それは日本では床屋さんの普通のサービスですよ~。
(耳の毛はよく分かりません・・。アレクセイさんは耳の毛がフサフサして
いるからでしょうか・・。)

ロシアの床屋さんは髪を切るだそうです。
アレクセイさん曰く、「私は生まれて初めて他人に鼻毛を切られた!!
もう、絶対に嫌です!!
」。

アレクセイさん。
次は床屋ではなく、美容院に行った方がいいかもしれませんね・・・。

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この記事の監修者

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松田 良子 Ryoko Matsuda

ルネサンス日本語学院 日本語教師養成講座講師

《資格》日本語教師養成課程修了・日本語教育能力検定試験合格

《経歴》日本語教師養成講座を修了後、約30年に渡り、大使館、留学生、インターナショナルスクール、企業などで日本語教育に従事。また、(社)国際日本語普及協会の「地域日本語教育コーディネーター研修」修了後は、地域の日本語教育、ボランティア支援や教育委員会日本語研修プログラム、NHK文化センター、一部上場企業などへの日本語教育コーディネイトや日本語教師養成に携わり、日本語教育総合支援など多方面で活躍中。

《専門分野》就労者・生活者・年少者に対する日本語教育。

《監修者からのコメント》

日本語教師の勉強は、「知識」だけでも、「技術」だけでもだめです。 両方揃って初めて「学習者」という同乗者が安心して授業を受けられます。単なる知識の講座ではなく、皆さんより少し先を歩く私たち現役日本語教師が考え、悩み、苦労してたどり着いた答えを多く取り入れた「現場目線」を意識しています。
私自身、国語教師を目指し、日本語の文法にも自信があったにもかかわらず、「こんにちは。」の使い方を外国人に教えられなかった…というショックから、「日本語」に興味を持ち、日本語教師になりました。日本語教育業界は、わかりやすそうでわかりにくいですから、この業界の専門知識のある人に相談することがおすすめです。ぜひお気軽にお問い合わせください。