大阪校ブログ

【保存版】 授業が盛り上がる!学習者参加型ゲームテンプレート5選

2025.07.16

こんにちは!
「今日はちょっとクラスの雰囲気が固いな...」
「学習者にもっと自発的に話してほしい!」

そんな時におすすめなのが、"学習者参加型のゲーム"です。
語彙や文法の復習はもちろん、「伝え合う力」「楽しむ姿勢」も育てられる万能ツール!

今回は、すぐ使えるゲームテンプレートを5つご紹介します。
初級〜中級レベルでも対応可能な、シンプルで楽しいアイデアを集めました。


① 【ことば集めゲーム】(語彙定着・初級〜)

☆やり方

黒板にテーマを書きます(例:「くだもの」「どうぶつ」など)
→ グループで順番に1語ずつ書いていく
→ 書けなくなったら終了!

☆ポイント

・制限時間を設けても◎
・漢字・ひらがな、どちらでもOKにすると柔軟性UP
・最後に「先生が知らない言葉があれば勝ち!」という設定も盛り上がります


② 【にせものはどれ?】(語彙・表現の理解確認・初級〜)

☆やり方

1グループに3つの文を見せます(例:「私はパンを食べました」「私はバンを食べました」「私はパンを寝ました」)
→ どれが間違っているかを当ててもらいます

☆ポイント

・ペアまたは小グループで意見を出し合うスタイル
・「なぜそう思ったか」を発表させることで思考を言語化できます
・音の違いや文法の違いにも気づかせやすい!


③ 【ジェスチャー伝言ゲーム】(動詞・表現練習・初級〜)

☆やり方

代表者がカード(例:「走る」「寝る」「電話をする」など)を引いて、ジェスチャーで表現
→ チームメンバーは見て、何の動詞かを答える

☆ポイント

・大きく体を使うことで記憶に残りやすい
・笑いも生まれ、クラスが和む
・難しい語彙をあえて入れてもOK(例:「ひげをそる」「カラオケに行く」など)


④ 【Q&Aリレー】(会話練習・中級〜)

☆やり方

先生が最初の質問を一人に投げる(例:「昨日、何をしましたか?」)
→ 答えたら、その人が別の人に次の質問をする(自由に)

☆ポイント

・スピード感が大事!テンポよく回していく
・「使いたい表現リスト」を手元に置いてヒントにしてもOK
・全員に順番が回るように調整を


⑤ 【さがせ!間違い日本語】(文法・語彙の定着・中級〜)

☆やり方

先生が間違った日本語を書いたカードを用意(例:「私は友だちとカフェに飲みます」)
→ 学習者がその「間違い」を見つけて正しく直す

☆ポイント

・ペアで相談しながら進めるとより学習効果あり
・「なぜそれが間違いか?」の解説も入れると深まります
・実際に学習者が使いそうな"あるある間違い"にするとリアリティUP!


◆ ゲームを導入する時のポイント

目的を明確にする(語彙?文法?会話?)
ルールはシンプルに、短く説明!
「楽しい+学びがある」バランスを大切に

ゲームはあくまで手段。"学んだことを使ってみる場"としての意味づけがあると、学習者の納得感・満足感もUPします。


◆ まとめ:ゲームは"ことばを動かす"最強の手段!

ただ教えるだけでなく、「ことばを使って、自分のことを伝える」体験ができるのがゲームの良さ。
学習者が主役になれる瞬間を、どんどん作っていきましょう!