大阪校ブログ
はじめての教案づくりで気をつけたい3つのこと
2025.08.27
日本語教師を目指していると、避けて通れないのが「教案づくり」。
でも、いざ書こうとすると「何を書けばいいの?」「全部盛り込みすぎて時間オーバー!」なんてことも。
今回は、初心者の方が教案をつくるときに気をつけたい3つのポイントをご紹介します。
1. 「教えること」よりも「伝わる工夫」
教案というと、「文法項目を全部説明しなきゃ」と思いがちです。
でも大切なのは 学習者に伝わること。
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難しい用語をできるだけ使わない
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例文は学習者の日常に近いものを選ぶ
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説明より「見せる」「やってみる」を優先
例えば「~てから」を教えるときに、
「ご飯を食べてから、宿題をします」など身近な例文にすると、学習者も理解しやすくなります。
2. 1回で全部やろうとしない
初心者がつまづきやすいのが「欲張りすぎ」。
「練習も、応用も、確認テストも...」と全部入れ込もうとすると、時間が足りなくなります。
ポイントは「今日はここまで」と割り切ること。
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目標を1つに絞る(例:「~てからを使って自分の生活を話せる」)
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余裕があれば追加練習を入れる
これだけで授業がぐっとやりやすくなります。
3. 学習者の反応をイメージして書く
教案は「先生のメモ」ではなく、「学習者とのやりとりのシナリオ」。
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この質問をしたら学習者はどう答える?
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間違えたら、どうフォローする?
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説明に詰まったとき、別の言い方はある?
実際の学習者を思い浮かべながら教案を書くと、授業中に焦らなくてすみます。
まとめ
はじめての教案づくりで大事なのは、
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「伝わる工夫」を考える
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欲張らず、ゴールを1つに絞る
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学習者の反応をイメージする
完璧な教案は最初からできません。授業を重ねながら、少しずつブラッシュアップしていくことが一番の学びになりますよ。
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