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日本語教員試験の合格率は80%!

2024.12.27インフォメーション

国家資格「登録日本語教員」の資格取得のための「日本語教員試験」第一回目が2024年11月17日に行われ、12月20日に実施結果が公表されました。

17,655人が受験し11,051人が合格し合格率62.2%となっていますが、この合格者には経過措置による全試験免除者も含まれており、内訳をみると下表のようになります。

                       
受験者数 合格者数 合格率(%)
全試験受験者(A) 3,947 366 9.3
基礎試験免除者(B) 7,750 4,727 61.0
全試験免除者 5,958 5,958 ---
(A)と(B)の合計 11,697 5,093 43.5
※詳しくは、文部科学省の「令和6年度日本語教員試験実施結果をお知らせします」の報道発表ページをご参照ください。

なお、基礎試験免除者(B)となるルネサンス日本語学院の日本語教師養成講座420時間コース受講者の合格率は75%(※1)となりました。さらに、日本語教員国家試験対策コースも受講していたWコースパックの方の合格率は80%(※2)となりました。

基礎試験の合格率は9.3%と、現職日本語教師からも難易度が高かったという声を聞いています。
第一回目の日本語教員試験の結果からは、独学での「試験ルート」より基礎試験免除となる「養成機関ルート」の方が国家資格取得に向け確実と思われます。

2025年1月8日開講する「登録日本語教員養成・実践研修コース」は、国家資格取得にあたり「養成機関ルート」となります。これまでの日本語教師養成講座420時間コース受講の経過措置対象者は、4年制大学を卒業し、2029年3月までに応用試験に合格する必要がありましたが、「登録日本語教員養成・実践研修コース」の受講修了者は学歴不問、応用試験合格の期限もありません。

国家資格「登録日本語教員」を目指す方は、ルネサンス日本語学院の「登録日本語教員養成・実践研修コース」を2025年1月から受講(1月8日開講)すること、Wコースパックで「日本語教員国家試験対策コース」も合わせて受講し、来年の国家試験受験をご検討ください。

(※1)44人中33人 (※2)10人中8人